あの日から5年を迎えるにあたり・・・✨

2018年の西日本豪雨災害。その後も毎年全国各地で多くの自然災害が発生し、未知のウイルスに対する不安に翻弄され、世界的には戦争で多くの人の命が恐怖にさらされる日々が続いています。

でも、私達にも日々の生活があり、生きている中で悩みや問題は次々に発生し、多くの災害や紛争、事件や事故に心は痛めども、自分と繋がりのない人のことにまで心を砕く余裕が持てない、と思うこともあると思います。私自身もそうです。
team千の光を立ち上げて、「故郷の為に、すごいね~」と言われる事があります。
なぜか、ちょっとだけ困った気持ちになります。

<私は誰かのためにと思ってやっているのかな?>と自問します。

team千の光は、西日本豪雨によって故郷・真備町との繋がりを取り戻しました。
それは、縁なのか、運命なのか、言葉では表せない何かに導かれたように思います。

そんなこんなを考えながら、今年ももうすぐあの日を迎えます。

どんな傷を負ったか、何を失ったかはそれぞれに違っても、犠牲となられた方への想い、もう二度と同じような災害が起きないことを願う気持ち、痛みを負った皆さんの心に多くの光が灯るように祈る気持ちは誰しも同じだと思います。

大阪にいて直接被災していなくても、故郷が水に浸かる様子に私自身言葉にならない痛みを覚えました。

どこにいても、被災していても、していなくても、「あの日を忘れない」と想うすべての方と共に千の光は祈りを捧げます。そして、「あの日のことを忘れたい」と思われる方を想い、その傷が少しでも癒えることを願いたいと思います。

今年は参拝してくださった方にも、共に祈り(灯り)を捧げていただこうと企画しています。

ご支援・応援してくださった皆様のお陰でここまで続けてこれました。まだまだ、息の長い活動を続けていきたいと思います。

今年も無事に祈りと鎮魂のライトアップが行えますように願いを込めて

                         team千の光代表 なごうまさみ