あの日から3年。我々の想い、願い、祈り。

熱海での土砂災害、中国、九州地方各地での豪雨と、今年も「今までに経験したことがない」と言われるような災害が次々に起こる中、真備町でも50名を超える方が犠牲となられた西日本豪雨のあの日から3年を迎えました。

岡山は緊急事態宣言が解除されたとはいうものの、周囲の方々へのお声の掛け方も悩みつつでしたが、7月6日日没から7日日の出にかけて、私達の活動の大きな柱の一つであります鎮魂と祈りのライトアップを真備町の千光寺で行い、ご住職に読経をあげていただきました。

相談活動も、今回はオンラインと対面の日を両方設け、コロナ禍で対面を避けたい方にも、対面でなければ話し難いという方にも対応できました。

もう3年と思うのか、まだ3年と思うのか、人それぞれでしょう。しかし、その感じ方の違いは人と人との心の間に溝を作ることもあります。復興に向けて前向きに走り続けている方もおられれば、まだまだ辛さから身動きの取れない方もおられます。そして、目に見える復興が進む一方で、人との感じ方の溝は大きくなることもある。今回の帰省ではそんなことを深く感じさせられました。

そんな方々の心の拠りどころとなれるよう

team千の光は

ずっと、そっと、ここにいます

そんな私達の気持ちが真備町の方々に届くように、さまざまなお気持ちを抱えておられる方々を想い、街と真備町の皆さまの心の回復を願い、犠牲となられた方々の鎮魂と真備の未来に祈りを捧げて参りました。

ご支援くださいました皆様に、改めましてここに感謝申し上げます。

また、全国各地でこれ以上の被害が増えないことを祈り、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。