横溝正史先生の疎開地 獄門島の舞台 千光寺との縁

team千の光⭐名合です。

新型コロナウイルス関連で、世の中が不安と混乱の週末だと思います。情報は溢れていますが、正しい情報をキャッチするのは難しい・・・、スマホとにらめっこされている方、脳のクールダウンと思って、お時間ある時に読んでいただければと思います。

今回、私達のプロジェクトのリターンの中の一つに

【獄門島】石鹸&千光寺御朱印入り獄門島文庫本 というものがあります。

【獄門島】というのはミステリー作家横溝正史先生の作品です。金田一耕助シリーズの【犬神家の一族】【八つ墓村】などと言えば、“あ~” と多くの方がお分かりになるのではないでしょうか。

横溝正史疎開宅

横溝正史先生は1945年4月より3年間、真備町岡田にご家族と共に疎開しておられました。金田一耕助はこの疎開中に執筆した作品の中から誕生したそうです。

ちなみに、その疎開宅は今でも当時の佇まいのまま、保存されています。

【獄門島】には、千光寺というお寺が出てきます。横溝先生が疎開時に近所の方々と交流された中の一つに、私達の活動場でもありますその千光寺があります。

当時の住職は末永篤仙といい、私の祖父です。

私は小学校入学前まで、このお寺で育ちました。現在の御住職は祖父の兄弟子のご子息が跡を継ぎ、私とは血縁はありませんが、そのようなご縁もあって、快く千光寺を拠点にさせてくださっています。

文庫本には現在の御住職直筆の御朱印をいれさせていただきます。

私の手元には【獄門島】の初版本に祖父の名前を入れた横溝先生直筆サイン本があります。また、物語の中で重要な役割をする梅の木(花子が逆さ吊りにされる)は現在もあり、少し前に満開を迎えておりました。

獄門島初版本です!

というわけで、千光寺に縁のある【獄門島】石鹸を作ったのです!

倉敷出身の石鹸作家アトリエjalanjalanさまにデザイン・製作いただき、真備の特産の竹にちなんで、竹炭を練りこみ、ほんのり梅の香りをつけた、少しおどろ感のある石鹸を作っていただきました。

もちろん、【獄門島】の名前を使わせていただくために、著作権を管理しておられるKADOKAWAさんにも許諾をとり、横溝先生のお身内の方からも真備への想いと共に許可をいただいた、team千の光オリジナル商品です。

横溝正史・【獄門島】ファンの皆様、金田一耕助シリーズならちょっと読んでみようかな、とお思いの方、各地の御朱印を集めておられる方、どうぞ今一度、私達のリターンにも興味を持っていただけましたらありがたいです。

祖父にあてて書いてくださったサインと、リターンの品

あと一息で90%のところまで来ることができ、大変感謝しております。

コロナ関連でイベントを延期せざるを得なくなり、チラシ等、作り直し・配り直しが必要な事態となりました。目標達成が叶うなら、ネクストゴールにもチャレンジできればと意気込んでおります。

興味を持ってくださりそうな方への拡散、どうぞよろしくお願いいたします💕

境内の梅の木(少し前に満開を迎えたみたいです)