言葉にできること、できないこと・・・。

team千の光⭐名合です。

皆さまのお陰で、中間期も支援が止まることなく、ゆっくりですが、じわじわと目標に近づいております。

心より感謝いたします。

そして、今までご支援いただいた方々のためにも、残り39日、成功に向けてまだまだ頑張ります。

先日、事務局Hから一部ではありますが真備町の現状を報告させていただき、さまざまな反響をいただきました。

言葉にできること、できないこと・・・

そんないろいろを感じ取ってくださった方もおられました。

私たちの活動の柱の一つは、【心の拠り所づくり】という活動で、カウンセラーとしては話を聴くことが主ではありますが、私は傷ついた方々が言葉にできることはまだまだ少ないと思っています。災害であれ、病気であれ、予想だにしない大変な状況に急に見舞われた後、人はそんなに簡単に自分の気持ちを語れるものではありません。

東日本大震災の後、東北の各地で

『心理カウンセラーお断り』の張り紙が張られたという話をききます。

何が起こったかも受け入れられず、今後どうやって生きていけばよいかもわからない時に、「話を聴きます!」とよそから入ってきた人に、自分の気持ちを語れる人、まず話を聴いて欲しいと思う人がいるでしょうか?

私なら、そんな時に話を聴いてもらって楽になるとは到底思えません。

寄り添ってくれる存在であるとわかって初めて、人は少しづつ語れるようになるものです。

では、team千の光は何を目的として活動するのか?

人は、言葉でだけ語るのではありません。身体症状や、行動、言葉になる以前のもので多くのSOSを出します。自分では自覚していない気持ちも、どこかに何等かの形で出しているものです。私達の行うワークでは、そんな言葉以外のサインをキャッチするヒントを皆さんにお話しさせていただきます。

それが上映会と共に行うワーク【心とからだの声を聴こう】の目的です。

自分で自分の傷つきに気付くこと、家族や周りの方の変化に気付くこと、その知識をより多くの方に身につけてもらいたいと思っています。